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2026-05-31

2026年5月 — 投資家フィットスコア、市場マップ、商業用シグナル

画一的なA–Fグレードを廃止し、お客様の条件に合わせた投資家フィットスコアへ移行。さらに都道府県別の市場マップ、商業用物件の還元利回りシグナル、国の鑑定評価データ、地図上の駅乗降客数を追加しました。

4月は、日本の公的データをさらに多くプラットフォームに取り込むことに注力しました。5月は、そのデータをお客様のために活かす番です。画一的なグレードに代わり、お客様ご自身の条件に基づくスコアを導入し、新しい市場マップ、商業用物件の還元利回りシグナル、国の鑑定評価データを追加しました。その規模は膨大です。2,484,879件の不動産取引価格情報、408,507件の公的な地価評価ポイント、そして全47都道府県を対象とする2040年までの57,600件の世帯数推計に支えられています。5月の主な内容をご紹介します。

1. 画一的なグレードではなく、あなたに合わせたスコアへ

これまですべての物件に表示されていたA–FのAI魅力度グレードを廃止しました。物件が表示されるあらゆる場所 — 物件一覧、詳細ページ、分析、エクスポート — から削除されています。

万人向けの単一グレードの問題は、すべての物件を同じ固定の基準で評価してしまう点にあります。その基準は、投資家ごとに大きく異なる実際の買い方を反映できません。汎用基準で「D」とされた物件でも、長期保有を前提とし、多少手のかかる物件もいとわない投資家にとっては、まさに最適な一棟であることがあります。従来のグレードは「この物件は良いか」に答えようとしていましたが、本当に重要なのは「この物件は自分に合っているか」という問いです。

これに代わるのが投資家フィットスコアです。お客様ご自身が設定した条件 — エリア、物件タイプ、予算、目標利回り、許容できるリスクの範囲、保有期間 — に基づいて算出されるスコアです。フィットスコアは投資家プロフィールを設定して初めて表示されます。設定がなければ、スコアは意味を持たない単なる数字になってしまうためです。アカウント設定から今すぐプロフィールを作成できます(プレリリースベータ版)。

2. 都道府県全体をひと目で把握

新しい市場マップを追加しました。都道府県を色分けで表示し、人口動態と価格のレイヤーを切り替えられます。個別の物件に絞り込む前に、人口や価格がどこで伸び、どこで落ちているのかをひと目で確認できます。

出典:IPSS人口推計+国の地価データ(プレリリースベータ版)

3. 商業用物件に還元利回り・利回りシグナルを追加

商業用・オフィス物件の分析に、市場の還元利回り(キャップレート)とNOI利回りのシグナルを表示するようになりました。物件の想定利回りが、鑑定された市場水準と比べてどの位置にあるのかを、推測ではなく数値で確認できます。

出典:国土交通省 鑑定評価書

4. 国の鑑定評価データを標準搭載

日本の公式な鑑定評価書のデータをプラットフォームに取り込みました。これは不動産鑑定士が実際に依拠するデータと同じもので、上記の市場マップの価格レイヤーと商業用シグナルの両方を支えています。

出典:国土交通省 鑑定評価データ

5. 駅の乗降客数を地図上に表示

4月にアクセスのスコア化を始めましたが、5月はそれを目で見られるようになりました。物件マップ上の駅をクリックすると一日あたりの乗降客数が表示され、交通アクセスのセクションにも乗降客数が加わりました。あわせて、マップの駅マーカーを日本の公式な鉄道データベースに切り替え、表示される駅がより正確で網羅的になりました。

出典:国土交通省 鉄道駅データベース+乗降客数データ

6. マイソク取り込みがさらに賢く

マイソクのPDFから物件を取り込む際、これまでより多くの情報を読み取れるようになりました — 物件概要、設備、仲介、駅、住所にまたがる16項目を追加で取得します。さらに住居用だけでなく、商業用・オフィスの物件も読み取れるようになりました。入力し直す手間が減り、手作業で埋める空欄も少なくなります。

5月のその他の改善

  • AIアシスタントアキが、投資家プロフィールのチャットを正しく開き、入力内容を確実に保存するようになりました。
  • 物件のAIサマリーが更新された際に、アプリ内通知でお知らせするようになりました。
  • 内部的にも、AI分析が数値の根拠を示す仕組みを強化し、各数値が実データにより確実にひも付くようにしました。