不動産エージェント向けスタートガイド
このガイドでは、Tatemono IQ の不動産エージェントとして毎日使うコアワークフローを順を追って説明します。最初の物件の追加から、投資家向け分析レポートの共有までを網羅しています。
Tatemono IQ とは?
Tatemono IQ は、日本の投資用不動産を管理し、海外投資家と共有するための AI プラットフォームです。エージェントとして、物件をインポートし、AI 分析を実行し、スプレッドシートの翻訳やレポート作成の手間をかけずに、投資家に洗練された多言語ビューを提供できます。
上部ナビゲーションバーから、以下の 5 つのメインエリアにアクセスできます:
| セクション | 用途 |
|---|---|
| Analyses(分析) | 物件の AI 分析レポートを閲覧・管理する |
| Properties(物件) | 物件ライブラリ — 物件の追加・編集・整理 |
| Lists(リスト) | 投資家向けにキュレーションした物件コレクションを作成する |
| Teams(チーム) | チームメンバー、役割、投資家アクセスを管理する |
最初の物件を追加する
Tatemono IQ では、物件を追加する方法が 3 種類あります。物件データの所在に合わせた方法を選択してください。
方法 1 — ブラウザ拡張機能(オンライン物件に推奨)
ブラウザ拡張機能を使うと、日本の不動産サイトから 1 クリックで物件をインポートできます。
- Tatemono IQ ブラウザ拡張機能をインストールします(ブラウザ拡張機能ガイド を参照)。
- 対応している物件サイト(Suumo、Athome、楽待など 12 サイト)にアクセスします。
- インポートしたい物件のページを開きます。
- ブラウザのツールバーにある Tatemono IQ アイコンをクリックします。
- 拡張機能がページを自動で読み取り、抽出データのプレビューを表示します。
- Save Property(物件を保存) をクリックして、Tatemono IQ のワークスペースに追加します。
インポートは数秒で完了します。保存後、物件は Properties に表示され、分析の準備が整います。
方法 2 — マイソク PDF インポート(業者向けシートの場合)
PDF 形式のマイソク(物件概要書)として物件を受け取った場合に使用します。
- 上部ナビゲーションの Properties をクリックします。
- Add Property(物件を追加) をクリックします。
- 「物件登録フォーム」が開いたら、フォーム右上のアップロードアイコンをクリックします。
- アップロードオプションから Import Maisoku(マイソクをインポート) を選択します。
- PDF をアップロードエリアにドラッグ&ドロップするか、クリックしてファイルを選択します。
- Import Maisoku をクリックして送信します。処理には 30〜120 秒かかります。
- インポート完了の通知が届いたら、公開前に抽出されたフィールドを確認してください。
マイソクインポートでは、標準フィールドに加え、物件サイトでは省略されることが多いガス・水道・下水などの設備情報も抽出されます。
方法 3 — 手動入力
オンラインでも PDF でも入手できない物件の場合は、直接入力します。
- Properties → Add Property へ進みます。
- 物件登録フォーム が Basic Info(基本情報) タブで開きます。
- 必須項目(物件コード、物件タイプ、物件ステータス、掲載日)を入力します。
- 上部のタブ(Property、Management、Financial、Legal/Tax、Media、Admin)を使って追加セクションを入力します。
- 進捗を保存するには Save Draft(下書き保存)、入力が完了したら Publish(公開) をクリックします。
AI 物件説明文を生成する
物件がワークスペースに追加されたら、AI を使ってプロフェッショナルな物件説明文を自動生成できます。
- 物件を開き、物件詳細ページ右上の Edit(編集)(鉛筆アイコン)をクリックします。
- Basic Info タブで Description(説明文) フィールドまでスクロールします。
- Generate Description(説明文を生成) をクリックします。
- AI が住所・建物スペック・財務情報などのデータをもとに説明文を生成します。
- Description フィールドの出力を確認します。トーンや内容を調整したい場合は Options(オプション) をクリックして生成設定を変更するか、Refinement Mode(リファインメントモード) を有効にして段階的に改善できます。
- 確認が終わったら Save Draft または Publish をクリックして保存します。
説明文は物件の主要言語で生成されます。Generate Description を再度クリックすればいつでも再生成できます。
投資家に住所を非表示にする
取引が確定する前に物件を投資家と共有する場合、正確な住所を伏せたいことがあります。住所マスキング機能を使うと、チームのすべての投資家に対して、正確な住所の代わりに地図上でエリア境界のみが表示されます。
- 物件を開き、Edit をクリックします。
- Basic Info タブで、住所セクションの下部までスクロールします。
- Hide property address from investors(投資家に住所を非表示にする) のチェックボックスをオンにします。
- Save Draft または Publish をクリックします。
この設定がオンの場合、投資家は地図上で大まかなエリアのみを確認でき、番地や建物番号は表示されません。いつでもオフにして住所を開示できます。
注意: 住所マスキングを使用するには、物件住所が特定の建物または土地に解決される必要があります。住所が広域すぎる場合、トグルは表示されますが無効になります。
チームを作成する
Tatemono IQ はチームでの利用を想定して設計されています。同僚(他のエージェントやスタッフ)をチームに招待することで、物件の閲覧・追加・編集を一緒に行えます。
- 上部ナビゲーションの Teams をクリックし、ドロップダウンから Team Settings(チーム設定) を選択します。
- Team Members(チームメンバー) セクションで + Invite Member(メンバーを招待) をクリックします。
- 招待する相手のメールアドレスを入力し、役割(Agent または Member)を割り当てます。
- Send Invitation(招待を送信) をクリックします。相手に招待メールが送信されます。
承諾後、チームメンバーリストに表示され、すぐに物件ライブラリへアクセスできるようになります。
投資家を招待する
投資家は Tatemono IQ で独自の役割を持ちます。共有された物件や分析を閲覧できますが、物件の編集や新規分析の実行はできません。投資家を招待するには:
- Teams → Team Settings へ進みます。
- ページ上部の Invite Investors(投資家を招待) をクリックします。
- 投資家ディレクトリを閲覧します。投資家が招待を承諾するまでプロフィールは匿名表示です。
- 投資希望条件でフィルタリングして、物件に合う投資家を探します。
- 招待したい投資家を選択し、Send Invitations(招待を送信) をクリックします。
招待を承諾した投資家は、投資家ロールでチームメンバーリストに表示されます。Team Settings でメンバー名の横にある Show full address to this investor(この投資家に住所を表示する) トグルを使って、特定の投資家への非表示住所の開示を個別に管理できます。
AI 分析を実行する
Tatemono IQ では、各物件に対して 3 種類の AI 分析を実行できます。物件データの言語に関わらず、5 つのサポート言語のいずれかでレポートを生成できます。日本語の物件を英語・韓国語・中国語圏の投資家と共有するのに最適です。
- Property Details(物件詳細) ページで物件を開きます。
- Analysis(分析) ボタン(ドロップダウン矢印付きのグラフアイコン)をクリックします。
- 分析の種類を選択します:
- AI Analysis(AI 分析) — 投資可能性、リスク、立地優位性、市場コンテキストを網羅したナラティブサマリー。第一印象の把握に最適。
- Proforma Analysis(プロフォーマ分析) — 表面利回り、NOI、キャップレートの試算を含む財務予測。
- Cashflow Projections(キャッシュフロー予測) — ローンシナリオ、空室想定、出口戦略を含む長期キャッシュフローモデリング。
- 分析設定フォームで Analysis Language(分析言語) を投資家の希望言語に設定します。
- 生成を開始します。処理には 30〜60 秒かかります。
- 完成したレポートは、Analysis ドロップダウンの View Saved(保存済みを閲覧) から確認できます。
以前に生成した分析は View Saved からいつでも参照できます。
マイソク PDF を書き出す
物件をマイソク形式の PDF として書き出し、投資家への共有やプレゼンテーションに活用できます。
- 書き出したい物件の Property Details ページを開きます。
- 右上のアクションボタンから Maisoku PDF Export(マイソク PDF 書き出し) をクリックします。
- Select Export Language(書き出し言語を選択) ダイアログで言語を選択します。
- PDF テンプレートを選択します(Property View、クラシック、インベスター、コンパクトなど、チームの Maisoku Export Settings で設定されたテンプレートが表示されます)。
- 生成を開始します。準備が整うと PDF が自動的にダウンロードされます。
書き出した PDF には、物件の基本データ・写真・財務情報・AI サマリー(生成済みの場合)が含まれます。
分析を投資家と共有する
AI 分析の準備ができたら、安全な共有リンクを生成して特定の投資家に送信できます。チームメンバーではない投資家にも共有できます。
- 物件ページの Analysis → View Saved から共有したい分析を開きます。
- Share Analysis(分析を共有) をクリックします。
- 投資家のメールアドレスを入力します。
- 必要に応じて Personal Note(メモ) を追加します。投資家がリンクを開いたときに表示される短いメッセージです。
- Generate Link(リンクを生成) → Copy Link(リンクをコピー) をクリックします。
- メールや任意のチャネルで投資家にリンクを送信します。
投資家は分析の読み取り専用ビューを受け取ります。Tatemono IQ アカウントをまだ持っていない場合、リンクからアクセス前に簡単な登録が案内されます。
次のステップ
| 機能 | 状況 |
|---|---|
| AI 説明文ライター — 詳細オプション | 近日公開 |
| 住所マスキング — 投資家別オーバーライド | 近日公開 |
| PDF 書き出し — カスタムテンプレートビルダー | 近日公開 |
| クロスランゲージ分析 — 一括生成 | 近日公開 |
インポートワークフローの詳細は、専用ガイドをご覧ください:
- 物件のインポート — インポート方法の概要
- ブラウザ拡張機能ガイド — インストールと使い方
- マイソク PDF インポートガイド — 業者シートのアップロード